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メンタルヘルスマネジメント検定 I種、II種

受験時期

平成23年11月

受験理由

私は、同じメニエール病患者さんのお役に立ちたく思い、「内リンパ嚢開放術を受けた話」というサイトを運営しています。

「メニエール病の症状を強く感じるか・そうでないか」の違いには、精神面でストレスを受けているか・いないか、ストレスをためやすい性格かどうか、ということが深く関係があると言われます。めまいが続くことや、難聴で孤立感が深くなることなどが理由で、うつ状態に陥ってしまう人もいます。

私は医学については素人ですが、少しでも精神医学の知識を身に着けることができれば、患者さんのお役にたてるのではと思いました。また「素人がやってはいけないこと、限界というもの」を深く知ることも大事だと思っていました。

合格までの学習期間

1か月 途中休憩もあり。

II種は合格できましたが、I種は合格ラインに2点足らずに不合格となりました。
私の主治医でもあった精神科の先生から、時々アドバイスを受けて学習を進めました。先生、その節は本当にお世話になり、ありがとうございました。

受験して良かったこと

患者さんによっては「私が深くお話を聞き過ぎることで、かえって混乱が深まってしまう」という方もいます。「ここまでは聞いて良い。ここからは専門家の仕事」という線引きをするために、「勘」のようなものに頼ってきました。
しかし、この試験のために勉強をしたことで、「素人が関わるべきところ、立ち入ってはいけないところ」が、わかり始めました。

注意すべきと思うこと

テキストが分厚く、書かれている文章も堅いです。また、漢字もたくさん使われています。そのため、どこから読み始めていいものか、戸惑いました。
独学をするなら、まずは過去問題を解いてみて、わからないところをテキストで確認する方法のほうが、効率よく学習できると思います。

役立つ情報

私は、厚生労働省ホームページで提供されている「職場におけるこころの健康づくり〜労働者の心の健康の保持増進のための指針〜」がわかりやすいと思いました。
もとの指針そのものは、テキスト以上に難しい文章ですので、私はこのパンフレットをプリントアウトして、教科書代わりにしていました。

職場におけるこころの健康づくり〜労働者の心の健康の保持増進のための指針〜
http://www.mhlw.go.jp/new-info/kobetu/roudou/gyousei/anzen/101004-3.html


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