医療情報技師技能検定試験
受験時期
平成24年8月
受験理由
メンタルヘルスマネジメント検定試験の受験理由としても書いたのですが、私は同じメニエール病患者さんのお役に立ちたく思い、「内リンパ嚢開放術を受けた話」というサイトを運営しています。
私は医学については素人ですので、試験を受けることで知識を少しでも得たいと思いました。
とはいえ、新しいことを一から学び始めるのは大変です。IT関連の知識を問われるこの試験なら、既に持っている知識を活用できるかと思い、この試験を選びました。
そして、私が常々「素人の限界を知るようにしよう」と心掛けています。患者さんが私にお話ししてくださることは嬉しいけれど、私に話している分だけ「医療機関にかかるのを先延ばしにしている」という面もあるからです。
患者さんに「プロである先生を信頼していただけるか」ことが一番大事だし、そういう道を作るのが私のできることだと思います。
合格までの学習期間
2ヶ月
ITパスポート試験を受けたのは、医療情報技師能力検定試験の下準備だったので、その期間を含めます。
2011年10月10日、結果が郵送されました。
後日、認定証(紙、カード)、バッジが届きます。
受験して良かったこと
医療情報技師能力検定試験は、次の3科目で構成されています。
医療機関では「患者さんの情報を守らなければならない。その一方で、患者さんの急変時などに、患者さんのデータをすぐに呼び出すことができなければならない」という事情があります。
たとえば「主治医だけが、その患者さんの電子カルテにアクセスできる」という制限をかけてしまった場合、「夜中に患者さんが急変したのに、当直医しかいないために、電子カルテのデータがすぐには読めない」などのトラブルが起こります。
このような医療機関特有の注意点は、この試験を通してしか学べなかった点だと思います。
注意すべきと思うこと
医学医療系の試験内容は、ほかの2科目と比べて、がらっと雰囲気が変わります。
既にほかの科目には合格していて、医学医療系の試験だけを受けにくる方もいますので、試験会場もなんだか騒然とした雰囲気になります。気持ちを落ちつける努力が必要だと感じますね。
試験会場にいる時間が長いので、休憩時間に一息つける場所を見つけておくのが良いと思います。
今回、大阪の試験会場は、オフィス街に近い貸し会議室のようなところでした。困ったのは、「会場を出てしまうと、日蔭で過ごせるような場所がない」ということです。私は歩いて数分のオフィス街まで移動して、涼しい場所で過去問を見直していました。