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ITパスポート

受験時期

平成24年6月 CBT試験

受験理由

仕事で資格試験情報を集めていたとき、「初級システムアドミニストレータと、ITパスポートはどちらが簡単か?」という議論を目にしました。
私としては、ITパスポート試験が始まった2009年春、合格率が72.9%と高かった印象が強く「ITパスポートのほうが簡単では? CBT試験も実施されているから、受験のチャンスも多いだろう」と思っていました。

しかし、CBT試験に移行してから、合格率が極端に低下しており、2012年4月実施の試験に関しては、29.3%という低さです。
ぜひ、実際に受験して、難易度がどうか、確かめなければならないと思いました。

合格までの学習期間

1日 

決してタイプミスではありません。

「受けたい、受けたい」と思いながら、CBT試験ゆえに「いつでも受けられる」と先延ばしにしていました。
しかし、6月14日に手帳をチェックしていたとき、「6月16日に受験しなければ、8月中旬まで受けられない」ということに気づき、無謀とは思いながら6月16日に受験日を決めました。

受験して良かったこと

「初級シスアドとITパスポートはどちらが簡単か?」という点ですが、私は「学生さんにとってはITパスポートが簡単。社会人には初級シスアドが向いている」と感じました。とにかく知識を大量にインプットして、効率よく解答することには、受験勉強をがんばってきた学生さんのほうが慣れているでしょう。一方で、会社での仕事の流れを想像しながら知識をつけていくことのできる社会人の方にとっては、初級シスアドであったような、事例形式の出題のほう有利かもしれないと感じました。

初級シスアドの午前試験は、1問目からただ順番に問題が出題されていました。そのため、集中力が切れていることに気付かずダラダラと問題を解いて、最後の方でつまらないミスを連発することがありました。
ITパスポート試験は、途中で「ストラテジ系」「マネジメント系」「テクノロジ系」が切り替わるので、すこし息をついて気合を入れ直すことができました。
試験時間が165分と長いので「切り替えができる」というメリットは、軽視できないと思います。

注意すべきと思うこと

試験会場ごとに、受験できる時間帯が異なります。私は2日前に申込みをしたので、満席になっている会場もありました。そのため「どうしても、この日しか受験できない」という事情がある方は、早く申し込みをすべきと思います。
そして、「いつでも受験できる」ということは、「自分で受験日を決めないと、いつまでも受験しない」ということでもあります。私自身も、反省すべき点だと思っています。

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