HOME > 資格・執筆よもやま話 > 「勉強術」を知るべきタイミング

「勉強術」を知るべきタイミング

勉強術、暗記術・記憶術、速読術、速聴術……、書店へ行くと、様々な「頭がよくなりそうな本」が並んでいますよね。これらのノウハウを役立てるためのコツは、なんでしょうか?

時間に余裕があるときに読んでみる

資格試験が迫ってくると
「もっと記憶力があればいいのに・・・」
「こんな勉強の仕方で、いいんだろうか?」
と不安になるものです。

そういうときに「勉強術」の本を読むのは、混乱を深めるだけです。それよりも資格試験の勉強をそのまま進めて、少しでも知識を増やすほうが、よほど効率が良いでしょう。

「勉強術」を知るべきタイミングは、差し迫った状態ではなく、精神的に余裕があるときだと、私は思います。

「勉強術」の中には、合うもの・合わないものがあります。「この部分は自分に合うけれど、この部分は参考にならない」と、取捨選択しながら読むことが大事ですし、試験直前にあわてていると、取捨選択の余裕がありません。
時間があるときに、「勉強術」を身に着けておくと良いでしょう。

オリジナルの勉強術を作る

「勉強術」は、1つの方法だけを取り入ることにこだわらず、「自分に合うところを取り入れ、オリジナルの勉強術を作る」という心構えが良いと思います。

そのためにも、「資格試験が差し迫ってから、勉強術の本を読み始める」のではなく、時間に余裕があるときに、落ち着いて読むのが良いでしょう。

著者のプロフィールも目を通す

勉強術の本には、「著者プロフィールがさらっと書かれて終わり」というものは、少ないです。
本文中に、著者のプロフィールや体験談などが、数ページに渡り書かれていることもあるほど、勉強術と著者の個性は関係が深いのです。

著者のプロフィールを読んで「ご自身が受けようとしている試験」と、本の著者の試験が近いものかどうかを確かめましょう。 似たような試験を受験している人の本のほうが、興味を持って読むことができます。

inserted by FC2 system