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試験の解答方法に合わせた学習をする

試験の解答方法として、論述式、記述式、多肢選択式、○×式、Yes,No式などがあります。「筆記具を使って、解答用紙に解答する」方法だけではなく「コンピュータに向かって解答する」というCBT試験、口頭試問が行われる試験や、実技試験が行われるものもあります。

私は「解答方法に合わせた勉強をすると、合格につながりやすい」と考えています。

まず過去問を解いてみる

試験勉強の初めの段階で、過去問を解いてみることをお勧めします。
初めのうちは、解答できない部分ばかりでしょう。それでいいのです。

つかんで頂きたいのは、試験問題の傾向です。
●問題文章は長いか短いか?
知識の有無を問われる問題か?
 記述式などで、解答テクニックが必要な問題か?
引っ掛け問題が多数あるか?

まずは「何が、どんな風に問われるのか?」がわかれば、試験勉強も進めやすいです。

知識を広く浅く、取り入れたい場合

数多くの過去問を説いて、答えあわせをしながら、知識を取り入れていくという方法をお勧めします。

過去問を解けば、「どこが出題されるか」「出題されにくいのはどこか?」
という傾向がつかめます。

テキストを頭から順番に読んでいくよりも、強弱をつけての学習が可能となります。

記述式、論述式試験の場合

できれば「他人に採点してもらえる環境」を作るほうが良いでしょう。記述式、論述式の試験では、受験者が解答した内容が「採点者に伝わらなければ、意味がない」からです。
通信講座や模擬試験などを受けて、文章を採点してもらえる機会を作るのが良いでしょう。

また、わかりやすい文章を書くためには、「知識を自分のものにしていなければならない」とも言えます。知識を自分のものにするためには、「腰をすえて勉強する」ことが必要です。
そのために、資格スクール、通信教育を利用するのも良いでしょう。

実技試験がある場合

あるネイリストの方からお聞きしたことがあります。
ネイリスト技能検定のための通信講座を利用すると、
「実技での変なクセがついてしまった場合、直してくれる人がいない」
ことは、大きなデメリットなのだということです。
検定試験が終わり、サロンでの実務を始めてからも、いったんついたクセを直すのは、とても大変だとのこと。

そのため、実技試験がある資格試験の場合には、資格スクールなどに通学して、実技を学ぶのが良いでしょう。

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