営業

ライターは「自分の存在を知ってもらうこと」が大切です。
名刺やホームページなどを作るのは「自分がどういう存在であるかを知ってもらうため」です。
この基本部分を忘れると、名刺やホームページなどの道具に、振り回されてしまいますので注意が必要です。

名刺

名刺は
「渡すことで、自分の存在を知ってもらう」
「様々な機会に思い出してもらう」

ためのツールです。

「凝りすぎた名刺はよくない」と言われますが、私個人的には「凝っていても良い」と思います。
一番大切なことは「何を伝えたいのか?」を忘れないこと。
凝りすぎた名刺が批判されるのは、「キレイだけれど、何も伝わってこない名刺」だからでしょう。

私の名刺は、表面に名前、連絡先、顔写真を載せ、裏面には、保有資格を掲載しています。

私は資格ライターなので、「日商簿記検定3級」などの、一般の会社員さんならあまりアピールしない資格まで、きちっと掲載しています。
ただ「ファッションライター」「コスメライター」などの人が、日商簿記検定3級などの資格をアピールする意味は、あまりないでしょう。

「伝えたいこと」を明らかにした名刺を作ることが大切で、伝わるのならば凝った名刺もO.K.です。

ホームページ

私も営業用ホームページを持っています。

http://www.ican.zaq.ne.jp/kagerou/index.html

無料のホームページ作成テンプレートを使い、自分で作ったものです。

「自分の存在を知ってもらう」
「どんなことを得意分野としているか、伝える」
という目的を見失わなければ、個性的なホームページを作っても良いでしょう。


特にWebライターを目指す人は、「人からどのように見てもらいたいか?」を考えながら、ホームページを作成するという経験は、とても良いものですよ。

多くの人と会う

ライターにとって「多くの人と会う」ことの意味は2つあるでしょう。

●自分の存在を知ってもらい、仕事をもらう
●いろいろな人の話を聞いて、文章を書くための「話題の引き出し」を増やす

営業の意味合いが強いのは、前者になります。

「編集の人にだけ会って、効率よく営業をしよう」
「WebディレクターやWebプロデューサーと知り合おう」
という考えは、あまり良くありません。

そのような「ガツガツした感じ」は相手に良い印象を与えませんし、ライターとしての仕事は、どこに転がっているかわからないものです。

たとえば
「投資家の方が、メールマガジンを書きたいのだけれど、文章力に自信がないため、ライターの力を借りたい」
「会社経営者の方が、社内報を書いてくれる人を探している」
などのケースはありますので、自分から出会いの場を限定せず、多くの人と会うと良いでしょう。

後者の場合については「人脈」のページで触れることにします。

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